星野リゾート ロテルド比叡 宿泊記 by 大竹ママ
星野リゾート ロテルド比叡(ひえい)に宿泊しました
2017年6月10日に宿泊しました。
世界文化遺産・比叡山延暦寺の続き地に建つ琵琶湖を望むオーベルジュです。 客室数は全29室の高級ホテルです。
ロテルド比叡は、チェックイン後の無料で趣向を凝らしたイベントがとても魅力です。
ロテルド比叡は滋賀県大津市と京都市のエリアにまたがる珍しい施設です。
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エントランスだけ見ると平屋のように見えるのですが、山の斜面に建っていますのでメインエリアは1階と地下1階からできていました。
写真は、フロント付近1階から見た地下1階です。 |
エントランスを入って左にもソファーエリアがあります。
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1階のレストランやカフェに行く廊下です。延暦寺の回廊をイメージしたデザインです。
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チェックイン後のアフタヌーンティーでは、マカロン、マフィン、クッキー、ビスコッティ(紅茶などにつけて食べる硬いクッキー)等の焼菓子を好きなだけ食べることができました。
ドリンクはコーヒーもありますが、ホテルおすすめは近江茶を焙煎したほうじ茶だそうです。
■時間:15:00〜17:00 無料
2017年4月25日に山床カフェというテラスができました。アフタヌーンティーは、テラスへ出て食べるのがおすすめです。
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琵琶湖を見渡す天空のくつろぎ空間。
標高650mの森からせり出すように設計されています。
少々寒いですが、ひざ掛けの貸し出しもあります。 |
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レストランの手前にあるスペースです。
サロンド比叡は、アフタヌーンティーや食後のお酒の時間に利用できるスペースです。 |
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滋賀県大津市のお茶は日本最古のお茶なんだそうです。延暦寺を開いた最澄が唐より種子を持ち帰って、比叡山麓の大津・坂本に植えたそうです。
サロンド比叡では、その近江茶を焙煎したほうじ茶の未発酵・半発酵・発酵の飲み比べをおこなっています。
未発酵は本当のお茶の味、半発酵は健康茶のような味、発酵茶は紅茶の味がしました。
■時間:15:30〜15:45 無料 |
コーヒやハーブティー、お茶もセルフで頂けます。豆やドライフルーツ、金平糖もありました。 |
いろんな種類の本が置いてあります。
■時間:7:00〜24:00 無料
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白ワイン3種をテイスティングしました。 |
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ワインのテイスティング講座は、ロテルド比叡のソムリエの方がお話しをしてくれます。
この日は、フランス産のワイン2種と、同じ価格帯の日本の白ワインをテイスティングしました。
テイスティングの仕方や、ワインごとに色や香りが微妙に違う事を学びました。アルコール度数によって表面膜の厚さが違うなど、いろんな知識を教えて頂きました。
■時間:17:00〜17:30 無料
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ディナーは、滋賀県の近江の鮒鮓や近江食材を使ったフレンチのコースを頂きました。
最初のドリンクは宿泊プランによっては
無料となります。
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ビワマスの木の芽みそ焼き酒粕のチップス
カップは、ベーコンのフランホップの泡。 |
鮎のベニエ うるかとパセリ
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フローマージュブラン 貴腐ワインのジュレ 鮒酢のアルモニー |
パン
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冷たいトウモロコシのブルーテ
この器のデザインにクギづけでした。
美濃焼? |
キジハタのポワレ 茄子のコンポート ソースポワソン |
国産和牛とロメインレタスのロティ ローリエのソース |
フヌイユ オリーブオイル(お口直し)
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赤肉メロンのディプロマット ホワイトポートとショコラブラン |
小菓子(山に浮かぶ雲海をイメージ) |
ハーブティー(コーヒーor紅茶も選べます) |
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琵琶鱒(びわます)・鮒(ふな)・湖鮎(こあゆ)
近江の伝統食の発酵料理をフレンチで堪能できました。美味でした。 |
サロンド比叡(喫茶スペース) |
食後酒の時間
食事中の飲み物は別料金ですが、夕食後はレストラン隣のサロンド比叡に立ち寄ると白ワインとウイスキーが自由に飲めました。
■時間:19:00〜24:00 無料 |
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山床カフェのテラスからは、琵琶湖周辺の夜景が見えました。 |
我が家はスタンダードツインのお部屋に宿泊しました。
予約はRelux(リラックス)のサイトでしました。夕食・朝食付きのプランをおすすめします。
お得なクーポンがあったので利用しました。高級宿泊施設の予約ならrelux
星野リゾート ロテルド比叡は、未就学児のお子さんは宿泊できません。
チェックインは通常15:00〜、チェックアウトは12:00です。
大浴場はないのですが、延暦寺会館の大浴場を500円で送迎付きで利用可能です。
客室はアロマの香で充満していました。 |
エキストラベットを入れてもらいました。 |
ワードローブと金庫、食器・ポットと冷蔵庫(庫内ドリンク有料)、洗面所 |
洗面・浴槽・トイレは1つの部屋です。 |
山の中ですが洗浄暖房便座でした。 |
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延暦寺の朝のおつとめ は、ロテルド比叡と延暦寺会館に宿泊した人だけが参加可能です。
朝6時フロント集合→バスで山頂の駐車場まで移動し、徒歩で坂をのぼります。
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登ったところには「比叡山延暦寺」と書かれた専用の消防車がありました。
世界文化遺産ですからね。
比叡山延暦寺は3つのエリアに分かれています。東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)です。訪れたのは総本堂の根本中堂がある。東塔(とうどう)です。
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朝は限られた人しかいないので、人通りがまばらです。
まっすぐ進み、左手にある坂を下ります。
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途中、左手を見ると上に赤い建物が見えます。除夜の鐘を打つところです。 |
階段を下ると左手に延暦寺総本堂の根本中堂(こんぽんちゅうどう)が現れました。
ちょっと残念な事に根本中堂は、2017年6月11日は、修復工事中でした。
修復工事は50年に一度しているそうです。中は撮影禁止でした。
入口に入るとビニール袋が設置してあり、そこに靴を入れて廊下を歩きます。
御本尊の前に到着すると正座で座ります。座布団はありません。
用意のいい人はコンパクト座椅子を持参していました。お経の冊子を持っている人も。
ロテルド比叡に宿泊の人とは違い、延暦寺会館に宿泊した人は、お経を覚えている人が多く一緒に唱えていました。
お時間ある方は「般若心経」(はんにゃしんぎょう)を覚えて行くといいかもしれません。
薄明りの中、荘厳な感じの菩薩様を見ることができました。
私が見たのは向かって左側だったので「月光菩薩」だったようです。
天井の絵(天井板)も見応えがありました。
お経を聴いた後、和尚様が代表者名(宿泊部屋ごと?)で祈祷して下さり、和尚様のお話を聞いて終わりです。
■時間:6:00〜7:30 ロテルド比叡の宿泊者は無料
受験のお守りやお札が販売されていたので買って帰りました。 |
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ドリンクはフリードリンクです。
牛乳やコーヒー紅茶、ほうじ茶もあります。 |
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比叡ゆばのサラダ
ヨーグルト
比叡山の水で作ったブルーベリーのゼリー
クロワッサンなどパン各種
コンフィチュール(いりじくジャム、キャラメルカスタードのようなジャム) パンはお替りいかがですか?と来て下さいました。 |
本日のスープ
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スクランブルエッグ、ハム、ベーコン、ソーセージ |
山ぶどう?ベリー系ジュースもありました。 |
コーヒー |
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フロント近くの売店では、
ほうじ茶などが販売されていました。 |
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ロテルド比叡へは、車で行きました。
駐車場は無料です。
ホテルは、有料道路を通らないと行けないところにありました。
チェックアウトの際に比叡山ドライブウェイ通行券を見せるとサービスチケットを頂けましたので通行料が無料になりました。
京都駅八条口からシャトルバスもあります。 |
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